Our Service斜面防災

工法技術紹介

  • ポケット式落石防護網工
  • 覆式落石防護網工
  • ロープ掛工・伏工・接着工・根固工・巨大岩塊固定工
  • インパクトバリア
  • ユニットネット

MJネット(超高エネルギー吸収型落石防護柵)

ASM(アンチサブマリン)ネットと呼ばれる港湾に侵入する潜水艦を捕獲するために利用されてい高強度ネットと効率的にエネルギーを 吸収するブレーキシステムによって150~3000KJクラスの落石エネルギーに対応した最適なタイプを選ぶことができます。
ヨーロッパで開発され世界中の国々で実績のある工法です。

特徴

  • ヨーロッパで開発され世界中の国々で実績のある工法です
  • ・斜面上でのコンクリート基礎を必要としませんので現場の製作する構造物が少なく施工が容易です。
  • ・景観と融合した構造の為、自然と調和した景観を損なわないスリムな形状です。
  • ・積雪地域でも対応可能です。
  • ・各スパンが独立した構造であり損傷個所のみの補修が可能なため、メンテナンスが容易です。

ループフェンス(高エネルギー吸収型落石防護柵・崩壊土砂防護柵工)

ループフェンスは支柱、金網、ワイヤロープ、ディスタンスキーパー等の組み合わせにより構成されています。
支柱は内部に鉄筋を配置したコンクリート(モルタル)充填鋼管を使用するため高エネルギーの対象物を捕捉することが可能です。

特徴

  • シンプルな構造、優れた性能、様々なタイプでマルチに使えます
  • ・様々な実験による性能確認を行った支柱は複数のラインナップがあり、条件に応じて最適なタイプを選択できます。
  • ・切土などの整形がほとんどなく、斜面形状を維持できます。
  • ・対策工に必要な用地を大幅に縮小できます。
  • ・伐採範囲が小さく環境に優しいです。
  • ・景観になじみ圧迫感が少ない。環境色、景観色にも対応可能です。
  • ・積雪地域でも対応可能です。

ループフェンス LPタイプ(高エネルギー吸収型落石防護柵)

           

LPタイプは、150KJ~1500KJクラスの落石を捕捉できる高エネルギー吸収型落石防護柵です。
支柱間をループ状に巻き付けられたワイヤロープが緩衝装置内をスリップすることで理想的なエネルギー吸収が可能です。
また、落石捕捉時にはワイヤロープのスリップが生じても張出し量を低減でき、道路際にも設置が可能です。
ループ状の取付方法が山側と谷側のロープが同時に働き、結果的にワイヤロープの間隔を狭めるため落石の突き抜け防止をすることができます。
各スパンが独立した構造のため、損傷個所のみの補修が可能でメンテナンスが容易です。

ループフェンス Eタイプ (崩壊土砂防護柵工)

"Eタイプは、従来の高エネルギー吸収型落石防護柵(LPタイプ)が技術的ベースとした、
技術、実績ともに信頼性の高い崩壊土砂防護柵です。"
チェーンを組み合わせたディスタンスキーパーによって、土砂などによる衝撃力を柵全体に柔らかく伝達させることができチェーン特有の追随性は残留変化をおこさないので土砂などの対象物を取り除いたあとも交換・補修の必要性がなくメンテナンス性に優れています。
高耐力・高靭性の支柱、弾性の高いワイヤロープなどの構成は、落石防護柵としての性能を備えているため、落石対策、積雪対策(せり出し防止、雪崩対策等)として併用ができ様々なタイプがあり、条件に応じた仕様を選ぶことができます。 環境色、景観色塗装にも対応可能なため、目立たない防護柵を設置することができます。

ライトバリア(小規模落石防護柵)

ライトバリアは、最大100KJクラスの落石を捕捉できる細径支柱を用いた自立支柱式の落石防護柵です。
支柱はモルタル充填鋼管を使用しており優れた靭性とエネルギー吸収性能により落石を捕捉します。
支柱間は、上下に張設したワイヤロープとひし形金網のみで構成されており、コンパクトで簡易な設備で施工を行うことが可能です。
軽量かつシンプルな構造の小規模落石防護柵です。

特徴

  • 軽量かつシンプルな構造の小規模落石防護柵です
  • ・50KJ~100KJクラスの小規模な落石エネルギーに対応した最適なタイプを選ぶことができます。
  • ・支柱を擁壁基礎にアンカーボルトで固定できるベースプレート式タイプも選択可能なため、施工機械が不要となり短期間で容易に施工することができます。
  • ・軽量でシンプルな部品構成なので簡易な設備にて施工が可能です。
  • ・部品構成は1スパンごとに独立しているため対象とするスパン単位で補修・交換が可能です。
  • ・環境色、景観色塗装に対応することができるので目立たない防護柵を設置することができます。

ロックバリア(高エネルギー吸収型落石防護柵・雪崩予防柵)

         

ロックバリアは、最大500KJクラスの落石を捕捉できる軽量でシンプルな部材を用いた高エネルギー吸収型落石防護柵です。
シンプルな阻止面は、金網の持つ機能を最大限に発揮できるように設計されております。
軽量部材によるシンプルな構造のアンカー式落石防護柵です。

特徴

  • 軽量部材によるシンプルな構造のアンカー式落石防護柵です
  • ・100Kj~500KJクラスまでの落石エネルギーに対応し、条件に応じてタイプを選ぶことができます。
  • ・部品構成が軽量でアンカーは自穿孔式が可能のため条件の悪い現場でもスムーズな施工が可能です。
  • ・支柱本体と支柱基礎部のベースプレートは分離ができるため、メンテナンス作業を容易に行う事ができます。
  • ・緩衝装置を用いない積雪地域対応型(RB-S100)は積雪地域でも落石対策として設置が可能です。

TP工法(トレインパイル工法)

TP工法はあらゆるところに大幅な足場、大型重機、作業ヤードを最小限に抑え、モノレール仮設により、モノレールクレーンと運搬用モノレールを併用してダウンザホールハンマー工から支柱の建込まで行う事ができます。
また、超小型マシンにより、足場、重機を不要とした施工まで対応可能です。

特徴

  • 仮設のかたちを変えた新しいダウンザホールハンマー工
  • ・モノレール線上以外は基本伐採を必要とせず、自然なかたちを残した施工が可能です。
  • ・1t未満の支柱鋼材の場合、足場不要で施工ができ、現場条件にもよりますが最小限の仮設で施工が可能です。
  • ・施工場所までモノレールを設置するため、最小限の仮設で施工が可能です。